4月という季節、新生活にくじけそうな人へ



4月が始まって数日が経ち、桜も新緑が交じり出した。新しい年度、新しい生活、それはいつだって期待だけで始まるものではない。
私は4月がとても苦手だ。なぜなら期待より不安が大きい季節だからだ。


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期待と不安というものはいつでも私達の生活につきまとうものだが、こういった新しい環境を前にすると個々人の思考の傾向が顕著に表れてくるものだ。数年前私は新生活の不安に負けてうつになった。それまで積み重なってきたストレスと新生活の不安がどんどん心を蝕んでいた。感覚は鈍りネガティヴなことばかり考えるようになった。あのときのことを思いだすともう二度とああはなりたくないと思ってしまう。うつは心の風邪だと表されたりするけど、正直風邪みたいに数日寝てれば治るものでもなし、私は自身の経験を他者に重ねて、あんな思いをする人が増えるのは嫌だと考えたりする。


ひとりの力なんてたかが知れている。ひとりでできることなど限られている。新しい生活の中で不安に押しつぶされないようにするには、うまく不安から逃げることと、不安をアウトプットしていくことが大切だと思う。
4月にくじけそうな人達、もしかしたら「私がやらなければ」という責任感を抱えているのかもしれない。しかし世の中に「私が」という言葉が当てはまらないことはたくさんあるのだ。特に仕事に於いて貴方だけがやらなければいけないものなどほとんどないと思ったほうがいい。どんな仕事にも代わりがいる。そうでなければ、この世の中がまわっていくわけがない。「私がやらなければ」ではなく「私がやりたい」と思えるくらいの余裕ができればやればいい。「私がやらなければ」という思い込みは自分を締め付け、他人を遠ざける。


自分がどうしようもなく危険な状態にあると感じたら逃げることもひとつの選択肢だ。逃げるというと負のイメージがついてまわるかもしれないが、長い目でみれば逃げるが勝ちだったりすることがあるのだ。4月に無理をして5月病になるよりも、4月は無理なこととうまく距離を置き逃げつつ5月6月と自分のできることを増やしていくほうが自分にとっても世の中にとっても良いことづくめなのだ。正直4月というやつはそれだけで人に負荷をかけるのでなんとか毎日やり過ごせてたらそれで100点満点だと思う。
なんとかやらなきゃとかうまくやらなければという思考に陥ってるひとは、今のうちに逃げる術も知っておいたほうがいいだろう。気づけば逃げ場所がなかったという状態を防ぐためにも。




4月は1日1日をなんとか過ごしていくだけで充分だと思う。新しい生活をなんとか過ごして美味しいごはんを食べて寝られれば一番良い。世の中は新生活の目標が云々、成功のための秘訣だの色々なポジティブ概念を私達に植え付けていくかもしれないけど、4月にうまくいかなくても後でいくらでもやり直しはきくようにできてるものだから。だからまぁ、とりあえずなんとなくで過ごしていくくらいでちょうど良いんじゃないかと思う。特に私のブログを読みに来てくれているような人にとっては特にね。


ということでこのブログも開設から1年が経ちました。今後ともどうぞよろしくお願い致します。