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ホットペッパーで予約したマッサージ店が怪しいお店だった



大理石の様な肩だねと言われたことのある丈夫な私の身体をほぐしてもらいたいと思った。そんなときはホットペッパービューティーでお得なクーポンを利用してマッサージ店に行こう(^_−)−☆キャピ♪
というわけで先日仕事終わりにマッサージ店を探してホットペッパーを見ていたら

60分3000円でボディリフレ!!

というクーポンを見つけたのでそりゃ安いな
と思い即日予約で駅近のお店を予約したのである。マッサージ店の大手であるて○みんでも10分1080円はする。ホットペッパービューティーの情報を見る限りなかなか内装も落ち着いていてアジアンテイストで清潔感もあり「女性お一人様も安心してご利用いただけます!」という言葉を信じてリフレクソロジーという快楽に身を投じた。



それはどこにでもある雑居ビルのワンフロアにあった。正直この看板を見て「あ、これは間違えたな」と周囲を見渡したがマッサージ店はここにしかなかった。
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※念のためぼかしを入れています

アジアンテイストとはなんだったのだろうか。あきらかにこれは怪しいマッサージ店のそれだと信じて疑わなかった。正直この時点で帰りたい気持ちでいっぱいだった。割高でも安心感のある駅ビルのても○んにしようという考えが頭をよぎった。
しかし、いやしかし、ちょっとくらい怪しくてもホットペッパーの写真を見る限り中は綺麗な様子だったじゃないか。雑居ビルにあるオサレカフェと入り口は大差ないじゃないか。何より60分3000円は安い。社会に揉まれざるを得ない分、身体くらいは優しく揉んでもらいたい。私の足は雑居ビルの中へ吸い込まれていった。



「いらさいませ〜」


なにやら怪しげなおばさんと眼鏡をかけた若い男性が片言で話をしている。やばいやばいやばみしかない。てもみ○にしておけば良かった。しかしもう引き返すには時すでに遅く、予約のカタデスネと案内されてしまった。これはもう腹をくくるしかないのか?客は中年サラリーマン1人と自分しかいない。ここは本当にただのマッサージ店なのか?オイルマッサージで手が滑ったふりをしていろんなとこまでマッサージしちゃうお店ではないのか?パーテーションで仕切られた簡易個室のようなつくりだった。個室で落ち着いた時間をすごすはずが不安な時間をすごすはめになってしまった。


これに着替えてクダサーと言ってベテラン風のおばちゃんに渡されたのはイトーヨー○ドーで売ってるようなヨレヨレのパジャマ。作務衣じゃないんかい。そこは作務衣じゃないんかい。ちょっとお尻とか触られても仕方ないのかもしれない。安さに流された己の誤ちを反省しろということなのかもしれない。この一枚に全身を委ねる他なかった。




「オネサンヨロシクネー」と言って先ほどのベテランおばちゃんがカーテンを潜って入ってきた。このときわたしの心は少しだけ安堵した。うつ伏せになる。全てはもうなるようにしかならない。焦りのせいで間違えて足用枕に頭を置いてしまって「オネサンギャクダヨー」という言葉になぜか敬語で「申し訳ないです」と謝ってしまった。むしろ私のほうが不審者だ。60分カウントのアラームが闘いのゴングのように鳴り始めた。

しかしこのおばちゃん、なかなかいいおばちゃんである。大理石の私の肩のより大理石なところを的確に攻めてくる。痛気持ち良い。「イタイトキは言ってネー」と気遣いも怠らない。人手が少ないのか受付対応に行く際にもアラームを一時停止にしていく姿は少し感動した。感動し、安心し、気づけば眠りについていた。




60分はアッと言う間に終わってしまった。おばちゃん...良い腕してるやん...。最後になぜか麦茶をいただいてからお店を後にした。「マタキテネ」と言うおばちゃんの笑顔を見ながら申し訳ない気持ちになった。疑ってごめんねおばちゃん...安いのに良いお店じゃん...でも...マッサージしながらパーテーション越しにいる他の店員と何語かわからない言葉で会話してるのはやっぱり怪しいからもう行かないと思うけど...。やっぱり近くの○もみん行こう...


安いマッサージ店には何かしらの怪しさがあるものだ。しかしその怪しさを許容できれば案外良いお店なのかもしれない。