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社会人は万能だと思っていた

日常

子供のころは社会人は万能なスーパーマンだと思っていた。大学生で就活をしてた頃は社会人と大学生の間に大きな壁があって、社会人というのは知識と経験に満ちていてそれに基づく自信と対価としての収入を得られる存在だと思っていた。自分がまさか社会人のレベルに到達するなどと考えられなかった。


それが今ではどうだろうか。社会人のレベルというのは大して高くないみたいだ。むしろ手を抜く術を覚えてしまえばいくらでも手を抜ける。歳をとると勝手に給与が増えていく。尊敬する社会人と尊敬できない社会人がいる。これは企業の規模とか職種とかが問題ではない。社会人として自分がどのような姿勢で働いているかという問いだ。
ある人は長期休暇の海外旅行のためだと言った。
またある人は家族のためだと、そのためなら職種は妥協できると言っていた。
ひとつの職種を極めることを意義としている人もいる。
どんな理由でもいいと思う。それが頑張る理由になるのであれば。

でも社会人は万能ではない。なんでもやれるスーパーマンではない。能力以上の仕事をこなそうとすれば体調を崩すし、学生時代は気にならなかった些細なことでプリプリ腹を立てている。

なるほど社会人というのはある意味イージーなんだなと思った。働いてお金をもらうというのはそこまで難しい話しではなかったのだ。


でも手抜きをして仕事している人を見ていると、こんなふうにはなりたくないなと思う。あと40年、50年、私達はおそらく働き続けることになるだろう。今までの人生の2倍頑張らなくてはいけないなんてなかなか気が滅入るが、でもせっかくやるならどんな仕事であれちゃんと働いてちゃんと辞めたい。先人がばか真面目だと笑っていても、そんな声気にならないくらいの社会に生きる人になりたいなってさ。思うのはタダだし誰にも迷惑かけてないじゃん。だからいいじゃん。社会人は万能じゃないってわかっているからさ。