どうせわたしがいなくても、


どうせわたしがいなくても、世の中はどんどん進んでいる。

私に任された仕事だってわたしがいなくなれば誰か別の人がなんとかできてしまうんだ。どうせわたしがいなくてもなんとかなることがほとんど。都知事が変わったって、総理大臣が変わったって、世の中が進んでいくことは変わらない。そして100年経てば私のような一般人は忘れ去られてしまうのだ。そう思うと少し虚しくなる。頑張ることをやめてしまおうか、そんなことをぼんやりと考える。

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でも「どうせわたしがいなくても」と誰かが言ってたら、自分が言うよりもっと虚しくなる。それが自分にとって近しいひとであればあるほど。たとえば父親に代わりがいないように。「どうせ自分がいなくても」そう考えて消えていったのかもしれない人もいるかもしれない。でも代わりの効かないものも確かにある。それは社会的な役割においてよりも、情緒的な暖かいつながりの中にあるのかもしれない。

どうせわたしがいなくても、世の中は動いていく。それでもわたしがいることに少しでも気づいてくれる人がいたら、わたしがいることを許されるなら、そんな幸せなことはない。

どうせわたしがいなくても、あなたがいなくても、誰かがわたしとあなたのことを想ってくれていたらいいなと、願う。