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誰も私の気持ちをわかってくれなくて、それが寂しかった人へ。



自分の気持ちも他人の気持ちも完全に理解することなど不可能だと思う。そうわかっていながら私は私の気持ちを、心を、わかってほしかった。落ち込みやすい私の心、疲れやすい私の身体。それを改善するために飲む薬、できればそんなもの飲みたくない。普通に街中を歩けばきっと私はただの一般人Aで、おそらく世界のほとんどの人にとっての一般人Aなのだ。


人混みの中いろいろな人を見ている。いったいどれだけの物語がこの中に存在しているのだろうと思う。私にとっての一般人Aはもしかしたら大英雄Aかもしれなくて、苦労人Bかもしれなくて、そう考えると他人のことなど知ろうとしないかぎり知ることはできないのだと思う。

今の私を見たら、きっとうつ状態で家に出ることができなかっただなんて、誰も思わないだろう。誰も私の苦しんだ経過なんて知らないのだと思うと孤独になる。自分の自尊心も自信も全て打ち砕かれたところから何年もかけてここまでやってきたのだ。なぜそれを誰も気づかない。


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私は自分のことばかりで他人の気持ちを考える余裕がなかった。でも今は少しだけ、私と同じ気持ちの人がいたらつらいだろうなって思う。私は私の経験を否定しないしつらい経験があったからいろんなことに気づけたと思っていたけど、だからといって他人に私と同じ経験をしてもらいたいとは思わない。誰も私のような孤独を感じない世界だといいなと思う。だから私はこんなことをつらつらと書き続けているのだと思う。

君の寂しさが少しでも和らいでいけばいいと思っている。だってこの世は見つけなきゃ救いがないじゃない。見つける力のない人はどうやって救いを求めればいい?その点でネットというのは素晴らしい。指先一つで自分の気持ちと同等のものを見つけることができる。私はネットに期待している。寂しさで繋がることが寂しさを和らげると信じている。だから誰も私の気持ちをわかってくれないって思っている人に、私もそう思っている、思っていたけど、世の中なんとかなってしまうことがあるから焦るなと伝えたくなってしまうんだ。

人の辛さの底にはいつも孤独がある。誰もわかってくれないという孤独が。そう思ってもいい。そう思っていてもいい時期は誰しもにあるんだ。でもその孤独が緩やかに解放されていく世界があることを信じている。それで「こんな人生も悪くない」って思いながら死にたいんだ。