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4年間で引きこもり生活を脱して正社員になれました

お題 「4年間で変わったこと、変わらないこと」


はてなブログが開設された当初、私は何をしていただろう?思いだすのは霞がかかった部屋、日差しを浴びないようカーテンを閉め切って誰ひとり出入りできないようにしていた。二十歳そこそこの若い身をしておりながら家に引きこもり将来のことを考えないように必死に目を閉じ耳を塞いでいたその人を思い出している。

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所謂引きこもり、学生ニート。そんな言葉が相応しい生活をしていた4年前の私。当時は皆新社会人になり私とは似ても似つかぬ晴れ晴れとした姿をしているようだった。それに比べ奴はどうだ、将来などどうでもよいと開き直っている。布団だけが己の味方。布団の中で携帯をいじっていれば社会を知り尽くしたような傲慢な人間が世のサラリーマンを社蓄なんて言って馬鹿にしていたのだからお笑いものである。

社蓄の苦しみも、労働によって得る対価の喜びすら知ることのなかった人間が、知ることから逃げた人間が何を宣うというのか。


分厚い殻だけで出来たたまごの中身にはなにもないような生活をしていた。今になってみれば大したことではなかったが、留年もうつも自分にとっては大したことだったのだ。未来が絶たれたような気がした。就活してもどこも受からないし、そんな最中東日本大震災が起きて、留年が発覚して、当時の私にとっては大したことだった。


4年間をどう捉えるべきだろうか。長かったのか短かったのか、私にはよくわからない。なんとか暗中模索で歩いてみたら結構いいところに辿り着いたわね、そんな感じね。


4年あれば生活も変わる。いろんな大切な存在が消えたよ、でも新しい大切な存在もできたんだ。だから昔と今のどちらが良いかなんて野暮な話しなんだ。結局どう振り替えっても「それでも必要な時間だった」と自己肯定を繰り返すだけ。その繰り返しから「やはり必要な時間だった」と思えればいい。そう思えるから私にとって引きこもり生活も必要なものだったのよ。この4年間が必要なものだったんだよ。それこそ本当にたくさんの人が私を助けてくれたから、言える言葉なんだけどね。
正社員になってただの社蓄になったけど、引きこもり生活と比べたら働けるってすごくすごく嬉しいことなんだよね。



※ただ惜しいのは、4年前にはてなブログの存在を知らなかったことである。