読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ひとりバーからのワンナイトラブなんてできない私はひとりバーミヤンに行くしかなかった

日常


六本木に行ったことがない。赤坂にも縁がない。東京ネオンは私には眩しい、赤提灯の灯りが似合いだ。居酒屋でビールが飲めればいい。タコわさがあれば充分だった。サラリーマンのおっさんにも声をかけられない人生。あぁ、私は村上春樹にも石田衣良にも取り上げられることのない女なのだ。

ひとりバーに行きたい。ひとりでバーに行って私にオススメのカクテルを貰いたい。そこで端に座っていたダンディなおじさまにピスタチオを貰いたい。君のピスタチオを割りたいと言われたい人生だった。久保田利伸だって平井堅だってワンナイトラブで歌をつくる。ワンナイトラブには夢がある。みな己の心の中にオンリーワンナイトラブを持っているんだ。でも私にはワンナイトHUBくらいしかできないの。HUBはもうちょっと安くても良いと思うけどね。

ワンナイトラブを経験した輩は皆言う


「一夜限りの関係なんて虚しいだけだよ」



そういうこと言っていいのは石田衣良林真理子だけなんだよ。村上春樹はなんか空気が出来上がりすぎちゃうので言わないでほしい。もしDAIGOが言ってたらなんか心配になる。狩野英孝が言ってたら無視する。まぁ君のピスタチオをピスタチオされたところで人生には大したプラスにはならないんだろうけども世の中には経験したほうがいいことしないほうがいいことがあってなんかピスタチオのことを武勇伝みたいに語っている人を見ると私のピスタチオはピスタチオしなくて良かったなと思ったしバーミヤンのレタスチャーハンはおいしい。