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勝手にフォルテシモ


色んなところに行っていろんな場所を観た。

いろんな人に出会って笑って、泣いて、怒って、悲しんで、もう人と関わりたくないと思っても、また人と出会ってる。

深夜の工業地帯 昼のスクランブル交差点 早朝の朝もや 一人で過ごすなら日曜日の夜 好きな曲を聴きながら自転車を漕いで適当に適当なところに行きたい。私が行きたいと思うところに行ってほどほどに疲れたら帰ろう。そう思って一晩自転車を漕いでみたことがある。そうしたら自分の辛さとか苦しい日常からも逃げられるような気がしたから。ささやかな逃避行だった。仕事も何もかも捨てたくなる、そういうときが誰にでもあるでしょうから。


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誰もいない環状線はひどく心地が良く、誰でもと話したくなるような誰も構わないでほしいようなそういうアンビバレンスさえもアスファルトに溶けて消えていく。私の感情などその程度だ。私が何よりも大切にしているはずの感情とは 世界にとってはどうとでもなる些細なものに過ぎない。私はその事実に悲観し安堵する。
これで私は感情に殺されることなく平穏な毎日を過ごすことができるのだろう。自分が望んだのかわからない平穏を。


深夜に一人で歩くサラリーマンも恋とかしたのかな。巡りあいが巡っていたら私と貴方が恋に落ちたかもしれないのに。