梅雨に浸む

 

梅雨真っ盛りの季節にうんざりした汗をかきちらす7月がやってきた。

 

もうちょっと色々カラッといってくれないものだろうか。湿気が多すぎやしないか。TVニュースもジトジトした人間関係が大なり小なりで延々と報道されていて、この季節の楽しみといえば除湿剤でどれくらいの湿気がとれているか確認して自己満足することくらいだ。

 

天気のせいにして鬱々とした日々を送っている。あれができるとこれができない、それをやろうとするとどれかが成り立たない。でも自助努力が足りないせいだと思う。そう話しをするとたいがい「そんなことないよ」って言われる。

他人が自分を受け入れてくれてるのに、自分だけが自分を受け入れられない。ここ数年自暴自棄になることは無くなったが、地面すれすれの高さをよろよろと飛行しているような気分になる。きっとあと5年もしたらお腹が出っ張ってきて地面に擦れるようになるんだ。5年後の自分。5年前の自分って何してたっけ。すぐ思い出せない。

 

5年前と明らかに違うのは、チャーシューメンで胃もたれするようになった。肩こりのつらさを知った。自分って大した人間じゃないと自覚した。煮込み料理を作るようになった。

 

そういう変化についてどう思うかが大切なのだと思う。老化ととるか進化ととるか。何と無くできないことが増えているような気もするけど、きっとそれは私の思い込みで、できるようになったことだって同じように増えている。どこをどう見るかが大切で、自分がネガティヴに物事を捉えがちな人間だという自覚は5年前より格段に上がった。

 

じめじめとした心にも涙が流れるように梅雨の雨も土に染みていく。心に雨のような涙が染みていてどうしようもなくても、間も無くやってくる晴天に全てを忘れてしまうような日々がまたやってくるのだ。